パーカッションマスターコース
パーカッションの役割は大きく分けて2つあります。一つはリズムリーダーとしての存在、もう一つはサウンドペインティング的アプローチがあります。この2つの演奏法をマスターしていくことになります。とは言っても膨大なリズムが存在しているのでドラムのレッスン同様、まずどの楽器でどの音楽をやるかを決めます。次に演奏するために必要なテクニックを集めます。そして常に音楽をすることを第一に考え、その音楽を演奏する上で必要なリズム形やフレーズをマスターしてゆきます。次に、サウンドペインティングですが、これはモダンビートのようにドラムセットがありリズムのコアが出来上がっている時のパーカッションのアプローチの方法です。それらはサポート、同調、エフェクトの3つのアプローチを中心に構築されます。
次にグルーヴをマスターするためには、音楽の個性を理解する能力をみにつける必要があります。大抵の場合、自分がやろうとしている音楽と生活環境にギャップがあります。小さいときからその環境でその音楽が当たり前に存在している場合は無条件に経験の中に音楽が存在します。つまり何も考えなくてもその音楽のグルーヴに反応できる状態です。これはその町のすべてが先生のような環境ですね。ですから手っ取り早くそれを求めるのであれば、その音楽の地元に行ってしまうのが一番早いでしょう。でも普通はなかなかそうはできません。ではここにいながら、違う環境で育った音楽をマスターするにはどうすればよいのでしょうか。それには知識と疑似体感が必要になります。
このような方法で様々なリズムを分析し理解し体感しながらマスターしてゆきます。
パーカッションはかなり範囲が広いのでレッスン希望の楽器を確認してください。