ドラムマスターコース
まず最初にどんなジャンルの音楽をドラムで演奏したいか、ということを決定することから始まります。そしてそれに必要なテクニックを選別し基礎練習と応用練習を同時に平行させておこないます。そして基本を常に音楽を奏ることにおき、各々感性で音楽的アプローチのできるドラマーになることを目標にしております。
そしてグルーヴをマスターするためには、音楽の個性を理解する能力をみにつける必要があります。大抵の場合、自分がやろうとしている音楽と生活環境にギャップがあります。小さいときからその環境でその音楽が当たり前に存在している場合は
無条件に経験の中に音楽が存在します。つまり何も考えなくてもその音楽のグルーヴに反応できる状態です。これはその町のすべてが先生のような環境ですね。ですから手っ取り早くそれを求めるのであれば、その音楽の地元に行ってしまうのが一番早いでしょう。でも普通はなかなかそうはできません。ではここにいながら、違う環境で育った音楽をマスターするにはどうすればよいのでしょうか。
それには知識と疑似体感が必要になるでしょう。
知識とは!
流れてるビートが何ビートか?もしそれが8ビートだったとして、一言に8ビートといっても大きく分けて3種類存在してます。
1:表拍が裏拍より強い。2:表拍と裏拍が同じ。3:裏拍が表拍より強い。必ずこれらのどれかに当てはまります。
次にグルーヴです。一般的にノリとかスイングポイント等といわれているところです。このグルーヴポイントにみんな集まってきます。それにより音楽の流れを共有する訳です。ですからこのグルーヴを提示できなかったり反応できなかったりしたら、音楽は誰にも共感されず、つまらない物になってしまうでしょう。
次にアプローチです。どうすればその音楽っぽく聞こえるように演奏できるのか!これはとてもファッションとにています。アロハをきれば当然ハワイを想像するし!水玉のドレスを着ればスペインのフラメンコを想像するように、音楽もこういうところをこうすればこの音楽のニュアンスが出てくるということを知っておくべきでしょう。実はこの何何ぽい!ということが非常に大切で、その音楽の本質をついていることが多々あります。
このような方法で様々な音楽を分析し理解しマスターしてゆきます。